酒さ様皮膚炎(ステロイド皮膚炎)

酒さ様皮膚炎(ステロイド皮膚炎)について

酒さ様皮膚炎はステロイド外用薬の副作用として生じる皮膚炎です。ステロイド皮膚炎、ステロイド酒さとも呼ばれます。おもに顔面の毛細血管が広がって赤みが生じ、丘疹(ブツブツ)ができることもあります。肌が敏感になり、ほてり感、ヒリヒリ感も生じます。
ステロイド外用剤の長期に使用することで生じます。ステロイド外用剤を使用すると一時的に改善しますが、使用を中止すると悪化します。そのようにステロイド外用薬を使い続けることで徐々に症状が悪化します。
酒さと症状はほぼ同じです。ステロイド外用薬で誘発されたものが酒さ様皮膚炎で、ステロイド外用薬と関係なく生じたものが酒さです。酒さにステロイド外用薬を使用して悪化することもあり、その場合は単なる酒さ様皮膚炎なのか酒さの悪化なのか区別は困難です。

 酒さ様皮膚炎の治療

ステロイド外用剤の中止が必要ですが、完全に中止すると症状が急激に悪化します。徐々に弱めていくか、他の治療を行いながらステロイド外用剤を中止していきます。
ステロイド外用薬の影響がなくなるまでの間、症状を抑える治療としては以下のものが行われます。

外用治療:抗生剤の外用、免疫抑制剤の外用など
内服治療:ビタミン剤、テトラサイクリン系の抗生物質の内服など

抗寄生虫薬の外用が海外では広く行われていますが、日本では保険治療の対象になっていません。当院では抗寄生虫薬を自費診療で処方しています。費用は5gで1000円となっています。

ステロイド外用剤を使用すると一時的には改善しますが、使用を続ける限りは酒さ様皮膚炎は治らず、全体として症状は悪化します。医師の指示に沿ってステロイド外用剤を中止していく必要があります。

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