蜂窩織炎・丹毒

蜂窩織炎・丹毒について

皮膚に細菌が感染し、腫れて赤くなり、痛みを生じる病気です。傷があるとそこから細菌が侵入しますが、特に傷がなくても蜂窩織炎が生じることはあります。
主に下肢に生じますが、全身どこでも生じることがあります。膿がたまったり、発熱を生じたり、リンパ管に沿って広がることもあります。
レンサ球菌という細菌が顔面に感染したものは特に丹毒と呼ばれます。赤みが強いことが特徴です。

 蜂窩織炎・丹毒の治療

抗生剤の内服で治療します。膿を持った場合は切開して膿を出す必要があります。
重症の場合は入院、点滴が必要になるので、入院できる病院に紹介します。
安静を保てない、高齢である、合併症があるなどの場合は治るまでに時間がかかります。いったん治っても同じ場所に再発を繰り返す人もいます。

なるべく患部を安静にして下さい。下肢に感染した場合は下肢を高くして(下肢の下に枕などを敷く)、なるべく氷枕などで冷やして下さい。日常生活程度ならかまいませんが、立ったり、歩いたりするはなるべく控えましょう。

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