口角炎とは口角(口の横側、上の唇と下の唇との境界の部分)に生じる炎症の総称です。口角に赤み、亀裂、かさかさが生じます。かゆみがあったり痛みがあったりします。
カンジダ性の口角炎を顕微鏡で確認すると、カンジダが見つかります。
特に原因がはっきりしないことも多いですが、カンジダなどの感染(カンジダ性口角炎)や、乾燥によるもの、ビタミン欠乏などで起こることもあります。カンジダ性の口角炎は顕微鏡で検査し、カンジダを見つけることで診断します。
ステロイド外用薬で治療します。細菌、カンジダなどの感染であればその治療を行います。
ビタミン欠乏が疑われる場合などはビタミン剤の内服をすることもあります。