ひょう疽とは爪の周りの皮膚に細菌が感染し、炎症を起こした状態です。細菌性爪囲炎とも言います。傷などをきっかけに生じることもありますが、特に傷がなくても起こることもあります。陥入爪(爪が皮膚に食い込んでいる状態)や巻き爪、絆創膏をあてることで生じる場合もあります。
主に抗生剤の内服で治療します。軽症の場合は抗生剤の外用で治療します。 膿を持った場合は切開して膿を出す必要があります。 陥入爪が原因となる場合は、陥入爪の治療をしないと繰り返します。